窓使いの憂鬱を利用して SAI でテンキーを有効活用

家で使ってる PC をノートからデスクトップにしたので、キーボードも新しくした。
右側にテンキーのついてるやつ。


今まで SAI で絵を描くときはノートの右側にペンタブを置いて、
右手でペンを持ち左手でキーボードショートカットを使って描いていた。
でもデスクトップ用のテンキーのあるキーボードだと
そいつだけで机のスペースをけっこう取っちゃうので、
キーボードとペンタブをいっしょに並べることができない。
だから、テンキー邪魔だなぁとか思ってた。


対策を考えた。
キーボードを今までよりさらに左側に持っていって
テンキーにショートカットを割り当てることにした。
これなら今までと同じかそれ以上にいい感じに使えそう。


SAI はテンキーをうまく読み取れない?みたいだし
ペンツール(鉛筆とか消しゴム)のショートカットは1つしか割り当てられないみたい。
それが嫌だったのでぐぐってうまい方法がないか探してみた。
そしたら毎度おなじみ窓使いの憂鬱でうまくやれることが分かった。


~/.mayu に以下を追加すると
SAI のウィンドウでテンキーのショートカットが有効になる。
(ただし、SAI の設定で 0〜9 のショートカットは全てはずしておく必要がある。)

# sai.exe のテンキーの設定
window SAI /sai\.exe/ : Global
key Num1 = Z # 元に戻す
key Num2 = C # 鉛筆
key Num3 = B # バケツ Baketu
key Num4 = A # エアブラシ Airbrush
key Num5 = D # 一段階小さいブラシを選択
key Num6 = F # 一段階大きいブラシを選択
key Num7 = W # 選択領域の解除
key Num8 = E # 消しゴム Eraser
key Num9 = R # 投げ縄 Rope


この方法のいいところは

  • 効果があるのは SAI のウィンドウのみに限られること

(他のウィンドウでは普通のテンキーとして使える)

  • 元々のショートカットの設定を書き換えずに済むこと

(C を押しても 2 を押しても鉛筆が使える)

  • NumLock の On/Off に関係なく動作すること

(これは地味に便利)