エレメントのスタイルを書き換えるときは style.cssText が便利

cssText っていいうのは CSSRule オブジェクトとか CSSStyleDeclaration が持っている情報を css ファイルに書く形式の文字列にしてくれる機能です。
乱暴に言ってしまえば、 css 系のオブジェクトが持っている innerHTML みたいなものです。

JavaScriptから特定のエレメントのスタイルを変更したいときに、
以下のようにやるとちょっと面倒。

document.body.style.margin = '5px';
document.body.style.padding= '5px';
document.body.style.width = '50px'

cssText を使えば、CSSライクにまとめて書けちゃうのでちょっと楽。

document.body.style.cssText = 
  'margin: 5px;' +
  'padding = 5px;' +
  'width = 50px;';

あと、style.〜〜が実際に存在するかどうかを気にしないでよくなる。
例えば、background-color とかを書き換えるときも、

document.body.style.cssText += 'background-color: #ffc7c6;';

などと書けば動くのでその点もイイ(･∀･)
style.background-color 動かないから、
style.backgroundColor を使うんだな。
とか考えなくてもよくなるので楽チン。