ファイルのリネームが超簡単 wdired / grep の検索結果を直接変更できる moccur-edit.

Emacs で wdired と moccur-edit を使っていない人は(ry - higepon blogを見て、
便利そうなので使ってみることに。

wdired

wdiredはdiredのバッファを編集可能にするものらしい。
でもそもそもまずdiredを知らない・・・。
これはC-x fでディレクトリを指定したときに出てくるやつのことみたい。
ああ、あれのことなのねって感じ。
C-x dでも出せる、というかこっちが普通なのかな。


ディレクトリ表示 ― diredを見て、
何やら便利そうなことがたくさんできることを知る。
全然知らなかった・・・。


wdiredを使うには、http://www.emacswiki.org/elisp/wdired.elをダウンロードしてsite-lisp以下に置き、
以下を.emacsに追加する。

;;; wdired の設定
(require 'wdired)
(define-key dired-mode-map "r" 'wdired-change-to-wdired-mode)

diredを開いて、rを押せば編集モードになる。
編集が終わったらC-x C-sで保存。
保存したくないときはC-x C-k。
詳しくはdired バッファを編集 ― 一括リネーム wdiredを参照。

moccur-edit

これもまずmoccurの前にoccurを知らないという・・・。
バッファの検索 ― occurを見て、
occurとは、バッファの検索をして、
検索に一致した行を一覧表示できる機能だと知る。
使い方は、M-x occur。


moccurは全てのバッファを対象にoccurを使えるものらしい。
moccurの改良版にcolor-moccurがある。
これを使うには、color-moccurをダウンロードし、
.emacsに以下を追加する。

;;; color-moccur の設定
(require 'color-moccur)

これで、M-x moccurとすることで、
全てのバッファに対して検索を行うことができるようになった。
C-u M-x moocur で、マッチする行の周辺の行も見ることができる。
便利だわねー。


mocuur-editは、moccurのバッファを直接編集できるようにするもの。
moccur-edit.elを取ってきて、
.emacsに以下を追加。

;;; moccur-edit の設定
(load "moccur-edit")

使い方はwdiredと一緒。
rでバッファが編集可能になって、保存はC-x C-s。
保存したくないときはC-x C-k。
詳しくはすべてのバッファを検索し,編集したい ― moccur-editを参照。