エディタの使い勝手をよくするelispを導入

あるWebプログラマーの作業環境――豪傑の三種の神器【前編】 (2/2) - ITmedia エンタープライズで紹介されていた次の3つを入れてみた。

elisp 説明
kill-summary M-yでkill-ringの内容を一覧表示してそこから選べる
minibuf-isearch C-rでミニバッファ内の履歴をインクリメンタル検索できる
session kill-ringやミニバッファで過去に開いたファイルなどの履歴を保存する

3つについての解説は横着プログラミング 第3回: 履歴マニアが詳しい。


これらをsite-lispに置いて、以下を.emacsに追加した。

;;; kill-summary.el の設定
;; M-x kill-summaryでkill-ringの内容を一覧表示してそこから選べる
(autoload 'kill-summary "kill-summary" nil t)
(define-key global-map "\ey" 'kill-summary)

;;; minibuf-isearch.el の設定
;; C-rでミニバッファ内の履歴をインクリメンタル検索できる
(require 'minibuf-isearch)

;;; session.el の設定
;; kill-ringやミニバッファで過去に開いたファイルなどの履歴を保存する
(require 'session)
(add-hook 'after-init-hook 'session-initialize)

追記

上記の設定だけではkill-summaryが動かないことに気づいた。
そこで、kill-summaryについて調べてみると、
Emacs22を使っている人が「kill-summary動かない。」と言っていることが分かった。


僕が使っているのはMeadow3.00.5。
Meadow3はEmacs22のクローンらしいので、
僕が動かないのもたぶん同じ理由なんだろうと思い、
以下のページで紹介されていた方法を僕も試してみた。

kill-summary.elの234行目にある
「truncate-string を truncate-string-to-width に変える」。
で、見事に動くようになったよ!
うはっこりゃ便利っ!

追記の追記

session.elをもっと便利にする方法についてはこちら↓
session.el の設定を変更 - gan2 の Ruby 勉強日記